■【今日の1859】「十年越しの告白」
10年…
長くて、永くて、けれども短かった。
でも、まだこの言葉は重かった。
情時後の気怠げな体で紫煙を吐く君は気付かないふりをいつまで続けるのだろう。
僕の気持ちなど、変わった事などないというのに。
そして、これからも。
恐れるな。
臆するな。
彼に言い聞かせるように甘い口付けをおくる。
もう充分だろう?隼人。
「僕のものに、なって」
身も、心も、全部、全部
ボンゴレの肩書きすらも全て捨てて。
2008/09/23